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弁護士業界とIT化の流れ

私が「インターネット」という言葉を初めて聞いたのは高校生の頃でした。父親が、当時流行っていたWindows95を買ってきて、自宅に初めてパソコンがきました。古き良き時代のTVのような感動こそありませんでしたが、それでもファミコンの凄いやつなのかなと思ったことは覚えています。

それから何度も「これからはITの時代だ!」「パソコンスキルが必須になる」という意見を耳にしました。実際に2000年代初頭にはITバブルとなり、その頃、私自身も初めての自分のパソコンを購入しました(東芝ダイナブックでした)。

その後、2010年に弁護士になりました。

しかし、業界に入った頃は、主たる書面のやり取りにFAXが使われることや、刑事裁判の大量の記録(証拠)をわざわざアナログでコピーしなければならない状況に少し戸惑いました。業界的に秘匿性や守秘義務が重視されるためやむを得ない面はあるとは思いつつも、殆ど見もしない大量の書類をスーツケースでコロコロ運んだり、裁判所に提出した書面を確認するためだけに裁判所に行くことには疑問を感じていました。当時から判例検索にはパソコンソフトが使われていましたが、その点以外ではITを感じる要素はありませんでした。

しかし今、コロナ禍の影響も相まって、ようやくIT化の波が来たように感じています。

FAX利用や裁判所への出廷はまだまだありますが、一方でメールやWeb会議システムの活用、裁判外ではクラウドシステムを利用した契約の締結等色々とITが活用されるようになってきました。刑事裁判の記録についても、電子データ化するように有志の弁護士が声をあげています。

(最初は戸惑いつつも)今までのやり方に慣れてきた分、新しいやり方を覚えるまでに逆に面倒さや不自由さを感じてしまうこともありますが、技術の進歩により便利になるというこの流れが止まらない以上、少しずつでも慣れていかないとと思う今日この頃です。

(弁護士 阿部大介)

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